膝をついてうつむく俺の前に、快はしゃがみ込む。 「四葉は、最後まで俺にケガの理由を言わなかったよ。たぶん、琥都のことだけじゃなくて、俺たちのことを思ってだろうな」 四葉が黙っていた理由は、きっと。 快と俺が、それまでと変わらず友達でいられるように……。 2年前の夏、 四葉はひとりですべてを抱え込んで、快の元から去ったんだ。 「四葉と最後に会ったとき……琥都の心配してたぞ。昔の琥都に戻ってないかって。ずっと……気になってたんだろうな」 「あんな目に遭ってまで、なんで俺なんかのこと……」