俺のせいで、快も四葉も大切なものを多く失った。 快と四葉が別れたのも。 何年もふたりを苦しめ続けたのも。 全部……俺の過去のせいだった。 「……それで、俺に殴れって?」 俺の話を聞いた快は、静かにつぶやいた。 「琥都のこと殴っても、過去は変わんないのに」 「快の気が済むようにしてくれ……」 「もしかして、そのこと知って奈乃と別れたのか?」 「違う……そうじゃない」 「もしそれが原因なら、それこそ本気で殴るとこだったわ」