「奈乃と何があった?」 「何も……ただ、友達に戻ったほうがいいと思ったんだ。お互いに」 快はため息をついて、前で腕を組む。 「琥都……奈乃のこと好きなら離すなよ。何があったんだよ。俺みたいになっても知らないからな?」 胸の奥がズキンと痛む。 何年経っても、四葉のことを忘れられない快。 忘れられるわけない。 あんな悲しい別れ方をしたんだから。