―――――…… 奈乃と別れたあと、俺はまだひとりで川原にいた。 いつのまにか辺りは暗くなっていて、 空には、いくつかの星が瞬いている。 ずっと胸の奥に引っかかっていたものが消えていったと同時に、 奈乃と別れた実感と、寂しさがこみあげてくる。 だけど、耐えるしかない。 耐えていくしかない。 これから、どれくらいの時間……この苦しみが続くんだろう。