どうしようもない俺を見捨てないでくれた神様は、奈乃と出逢わせてくれた。
高校に入学すると、
偶然にも俺は、奈乃と同じクラスだった。
俺は奈乃に自分の気持ちを伝えた。
そうして、俺たちは付き合うことになった。
奈乃と付き合ってからは、ただただ幸せな毎日だった。
学校の帰り道、手をつないで歩いたり。
休みの日は、電車に乗って遠くまでデートをしたり。
声が聞きたくなれば、電話をして。
奈乃が会いたいと言えば、
どこにいても、何時だろうと……奈乃に会いにいった。
そんな幸せな時間が、いつまでも続いてほしい。
そう願っていたけど。
だけど……。


![春、さくら、君を想うナミダ。[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10560-750.jpg?t=1495684634)
