恋する僕らのひみつ。




“もしおまえが死んだら、俺も一緒に死ぬってこと”



湊は、それくらいあたしを好きだと言った。



「ねぇ……もしもあたしが明日事故で死んじゃったりしたら、湊もあたしを追って死ぬってこと?」



「うん」



「待って!“うん”ちゃうわっ!生きてよ!」



「……やだ」



「あたしが死んだら、あたしとの思い出とか大事にしながら、あたしの分まで生きてよっ」



「普通のカップルはそうだろうな。まぁ、世界中のカップルがそうだと願いたい」



「さっきからなに言ってんの?湊は」



「でも俺はちげぇから。まわりが何て言おうと関係ねぇし」



まわりの誰もが。

たとえ世界中の人間が。



湊とあたしの愛が歪んでいると言っても。



それでもかまわない。



「おまえが生きてる間は、俺がずっとそばにいる。おまえが死んだら、俺も死ぬ」



湊はあたしを。

あたしは湊を。



まだ子供だけど、子供なりに一生懸命に。



「おまえを……ひとりにしねぇってこと」



生きている間も、死んだあとも。



ずっと一緒。



歪んだ愛だとしても。



それでも、本気で愛してる――。