あたしは湊の横顔を見つめる。 湊は、オレンジ色に染まる空を見上げながら言った。 「あいつら……ふたりが同じ気持ちじゃないこと知ってて付き合ってんだぞ?」 奈乃は、快を想いながら……琥都のそばにいる。 琥都は、奈乃が心変わりしたことに気づきながらも……奈乃のそばにいる。 「一緒にいたって、そんなん偽りっていうか」