それから俺たちは、駅のホームのベンチに並んで座った。 「快……変わってないね」 「四葉は大人っぽくなったな」 「ふふっ。キレイになったでしょ?」 「はいはい。中身はそのままだな」 俺が冗談まじりに言うと、四葉はニコッと笑顔を見せる。 「本当に手はもう、平気なのか?」 ベンチの上に置かれた四葉の右手を取り、俺はそっと両手でつつみこむ。