恋する僕らのひみつ。




俺は、奈乃のカメラを指さした。



「写真撮ってんの?」



「うん。久しぶりの青空だから……空の写真、撮りたいなって思って」



「連休中ずっと雨だったもんな。今日、琥都は?連休最後の日はデートしてると思ってた」



「ここで待ち合わせしてるの。さっき起きたばっかりみたい」



「もう3時過ぎだぜ?不健康な生活してんなぁ、あいつ」



「明日から学校なのにね」



そう言うと奈乃は、突然俺にカメラを向けてかまえた。



俺がふざけた顔でピースをすると、シャッターを切らずに奈乃はカメラを下におろした。



「ねぇ、快……もう決めた?」