四葉を失った、高校1年の夏。 あれから、1日だって彼女を忘れた日はない。 だけどいま、高校3年になった俺は、 ほんの少しの迷いが生じていた……。 ―――――――――…… 5月の連休は雨の日ばかりだったけど、連休最終日の今日は朝からよく晴れていて。 気温も高く上がり、早くも夏の到来を感じさせる。 午後3時過ぎ、俺は家を出た。 頼まれた夕飯の買い物をするために、駅の近くにあるスーパーに向かおうとしていた。