俺がその場から動かずにいると、向こうから琥都と奈乃が走ってきた。 うつむく俺の顔を、横から覗きこむ奈乃。 『快と全然連絡とれないから、心配してたんだよ?四葉ちゃんにも連絡とれないし』 俺が黙っていると、琥都が俺の肩に手をおいた。 『野球部も休んでるって聞いた……なんかあったのか?』 俺は下唇を噛みしめる。 『快、どうしたの?』 『……四葉は入院してる』