辺りを自転車で走りながら、俺は四葉をさがした。 夜空に打ちあがる花火を、 彼女はどこかでひとり、見ているんだろうか……? ――そんなはずはなかった。 自転車で四葉をさがしまわっているとき、ケータイが鳴った。 ケータイの画面には、四葉の名前。 『四葉っ!?ホントにごめん!いまどこ?』 だけど、電話をかけてきたのは四葉じゃなく、彼女の母親だった。