花火の音が響き渡る中、 俺は必死に自転車をこぎ、待ち合わせ場所に向かう。 少しだけ寝て、すぐに起きるつもりだったのに。 よりによって、ケータイは洗濯物とまじって洗濯カゴの中に入っていた。 なにやってんだ、俺。 こんな大事な日に。 ごめん、四葉……いま行く。すぐに行くから。 心の中で自分を責めながら。 それでも、四葉が待っていてくれると信じて。 急いで待ち合わせ場所に向かった。