8月、学校は夏休みに入っていて、
お互いに部活の練習はあっても、普段よりは会える時間ができた。
でも、それと同時に、四葉の様子にも変化があった。
一緒にいられる時間は増えたのに、
それまでよりも頻繁に、連絡してくるようになった。
いままでは一度もなかったのに、
夜中に電話をかけてくることもあった。
“快、寝てた?”
『……うん』
“ごめん……快の声が聞きたくなって。切るね、おやすみ”
『待てって……少し話そーぜ?』
“快……”
『どした?なんかあったのか?』
“ううん。でも……会いたい”
『いまから行こうか?四葉ん家』


![春、さくら、君を想うナミダ。[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10560-750.jpg?t=1495684634)
