恋する僕らのひみつ。




8月、学校は夏休みに入っていて、



お互いに部活の練習はあっても、普段よりは会える時間ができた。



でも、それと同時に、四葉の様子にも変化があった。



一緒にいられる時間は増えたのに、



それまでよりも頻繁に、連絡してくるようになった。



いままでは一度もなかったのに、



夜中に電話をかけてくることもあった。



“快、寝てた?”

『……うん』



“ごめん……快の声が聞きたくなって。切るね、おやすみ”

『待てって……少し話そーぜ?』



“快……”

『どした?なんかあったのか?』



“ううん。でも……会いたい”

『いまから行こうか?四葉ん家』