恋する僕らのひみつ。




四葉は、俺の手を優しくにぎりしめた。



『今年ベスト4でしょ?来年は決勝ね?それで高3の夏は、甲子園っ』



『1年で、1コずつ上に行けって?ホント、プラス思考だよな』



『負けたことも、きっと……ちゃんと意味があると思うから』



負けたことをマイナスにとるか、プラスに変えるかは、



俺しだいだと、四葉は言った。



『ねぇ、ラーメン食べに行こっ?』



『いま?このタイミングで?しかもこんなクソ暑いのにラーメンかよぉ』



『食べにいこーよぉ。大盛とんこつラーメン』



『しかも大盛っすか?俺は冷やし中華がいいんだけど……』



『いっぱい食べて、また明日からがんばろっ』



『ぶっとんでんな~』



『そんなあたしが好きでしょ?』