弱気になって情けない俺を、四葉は、きっと。 いつものように笑顔で明るく俺を励ましてくれる…… そう思った。 でも、このとき四葉は、地面に置いてあったバットを持って立ちあがった。 え……? まさか、ぶん殴られる? と、思ったら、四葉はバットを持って歩いていってしまう。 『よ、四葉……?』 俺から少し離れたところで立ち止まると、四葉はいきなりバットをかまえた。 『快、投げてよ』 『……はい?』 四葉は、ヘルメットもかぶらずにバットをかまえて、俺にボールを投げろと言い出した。