快は座ったまま琥都の肩を組み、琥都の頬を人差し指でツンツンしながら言った。 「どぉしたんだよ~琥都~。そんな真顔で見つめられたら照れちゃうでしょーよ。あら、ほっぺた柔らかいのね~」 いつものようにふざける快と、真剣な表情を崩さない琥都。 「甲子園に行く、最後のチャンスだろ」 「ハハッ、バカ言うなよ琥都。甲子園に行くって、そんな簡単なことじゃないんですよ~?俺が野球部やめてから、もう2年ですよ?いまさら……」 「でも、野球部やめてからも、毎日ランニングだけは続けてただろ?」