「俺も今日からクールキャラでいこっかなぁ~」
いやいや、くぼっちがクールになっても絶対にモテないわ。
「クール男子はモテる。ただし、イケメンにかぎる。忘れんな、くぼっち」
快がハッキリと言うと、クラスのみんなが一斉に笑った。
「嘘だろ?おい、おまえら笑いすぎだから」
「いいから早く出席取れよ。まだ5人しか取ってねーぞ」
冷たく言い放つ湊に、くぼっちは拗ねたように教卓のほうへ戻っていった。
このくだらない無駄な時間、2年のときから変わらない。
隣のクラスの人から、よく言われる。
3組の教室は、朝からいつも笑い声が聞こえるって。


![春、さくら、君を想うナミダ。[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10560-750.jpg?t=1495684634)
