恋する僕らのひみつ。




「それは……嫌だけど……」



そうなんだよね。

もしも付き合ってることがバレたら、何かと警戒されそうな気がする。



一緒に暮らしてた間も、湊とあたしが付き合ってるなんて、



お母さんは夢にも思ってない感じだったし。



あたしたちのことは、仲のいい幼なじみくらいにしか思ってないみたい。



だからこうして部屋を行き来していても、何も言われないんだよね。



「湊……」



ベッドの上で、あたしは湊に押し倒されたまま動けずにいる。



こんなに近くで見つめ合ってたら、あたしの心臓が壊れちゃうから。



「どいてよ」



「やだ」



……ま、負けた。



そんな真剣な顔で言うの、ずるいよ。



湊のことをかわいいと思ってしまったあたしに、もう抵抗なんてできない。