湊はあたしのほっぺたを、キュッと軽くつねった。 「起こしに来たんだよ」 ほっぺ痛い……夢じゃなかった。 「もぉそんな時間?」 「うん」 朝の弱い湊があたしを起こしに来るなんて、びっくり。 「あれ?お母さんは?」 「おばさんなら仕事に行ったけど」 「ねぇ、湊。いつからあたしの部屋にいたの?」