誰にも見つからないように ヒミツのキスをして 何度も、何度も 愛を確かめて。 「結雨……っ」 愛しいその低い声で、名前を呼んで、 甘くとろけるような、キスで あたしを愛して――。 文化祭の最後は、ふたりだけの 愛しくて、幸せな、ヒミツの時間――。