「もぉ~疲れたぁ~」 あたしは朝からずっと立ちっぱなしで、フラフラになりながら廊下を歩いてく。 「大丈夫?結雨ちゃん。朝から頑張ってたもんね」 「クタクタだよ……」 あたしと奈乃は、休憩しに教室に戻ってきた。 缶ジュースを片手に、あたしたちは窓からグラウンドの様子を見つめる。 「なんなの、もぉ。めっちゃモテてますやんっ」 「湊くんねぇ、すごいよねぇ」 やきそばを焼いてる湊を目当てに、 他校からやってきた女子たちが殺到し、相変わらず長い行列を作っている。