恋する僕らのひみつ。




「みんな……どぉしてここに……?」



奈乃の弱々しい小さな声。



泣き腫らした奈乃の目を見たら、



胸が張り裂けそうで、やりきれない気持ちになった。



ここで、ずっと泣いてたの……?



ひとりぼっちで泣いてたの……?



寂しくなかったの?



もっと早く

見つけてあげられなくて、



ごめんね、奈乃……。



「おばさんから、奈乃がいなくなったって、俺に連絡があったんだよ」



そう琥都が話すと、奈乃は手の甲を目元にあてて、うつむく。



「ママ、今日は夜勤の日だと思ってたのに……」



「探したぞ、奈乃」



快が微笑んで言うと、奈乃は声を詰まらせる。



「ごめん……ね……っ」