恋する僕らのひみつ。




結雨と奈乃が1曲歌い終わると、いきなり部屋のドアが開いた。



ジュースを取りに行った琥都と快が戻ってきたんだと思ったら、そこに立っていたのは他校の制服を着たふたりの男女だった。



「あれ?ここじゃないね」

「ったく。部屋まちがえて教えやがって……」



どうやら部屋を間違えたらしい。迷惑なやつら。



「おじゃましました~。あれ……?もしかして奈乃じゃないっ?」

「ホントだ。絵崎じゃん」



どうやらこいつらは、奈乃の知り合いらしい。



「中学以来だな」

「友達できたんだぁ~奈乃。よかったね~」



こいつら、なんなんだ?

すげぇ嫌な感じだけど。



奈乃のほうを見ると、



さっきまで楽しそうだった奈乃の表情は一変して、浮かない表情で黙り込んでいる。