恋する僕らのひみつ。




部屋のドアを開けて中に入ると、湊はまだ布団の上で眠っていた。



「湊ー?」



あたしは布団の上に座り、湊の寝顔を見つめる。



「ねぇ~起きなよぉ~」



よく見ると、湊のおでこに汗が滲んでいる。



あたしは湊のおでこに手をあてた。



「えっ!?熱くない!?」



あたしの言葉に、瞳をゆっくりと開けた湊は、だるそうに答える。



「いいから、おまえは学校行け……」



声まで、かすれてるし。



「熱あるっぽいよ?」



「そんな気ぃする」



「もしかして昨日、雨でずぶぬれになったせい?」



あたしの帰りが遅いのを心配して、湊は雨の中を探しに来てくれたから。



絶対そのせいだ……。