恋する僕らのひみつ。





――――――……



結雨が水をかけられた日から1週間以上が経っていた。



黒板や机にラクガキした犯人と、きっと同じヤツの仕業だろう。



何が目的なのか、なんで結雨を傷つけるのか……。



犯人は、俺が絶対に捕まえる。



あれだけのことを結雨にしたんだ。



このまま終わる気がしない。



最初は誰もいない教室にラクガキ。次は放課後に呼び出して水をぶっかけた。



これまで犯人は、人があまりいない時間に動いてる。



放課後は俺も部活があって自由に動けない。



だから俺は、朝早くに家を出た。



実を言えば、犯人じゃないかと疑っている人物がひとりいる。



でも確実な証拠は、まだひとつもない。