恋する僕らのひみつ。




……なんだろう。



誰かに頭を撫でられてるみたいな感触……。



ぼんやりと目を開けると、ベッドの上には湊がいた。



『そ、湊っ!?なんでベッドの上に?』



『おまえの寝顔見てた』



なぜに寝顔を……?



『……おまえのこと守ってやれなくて、ごめんな』



『湊……』



そっか……マンガは口実で、あたしのこと心配して部屋に来てくれたんだね。



『犯人は絶対に……俺が探し出すから』



うん……ありがと。



『こいよ』



心臓がぎゅってなった。



湊の低い声。



『もっと、こっちこいよ……抱いてやるから』



『だ、だ、抱いてやるとはっ!?』



あたしの顔が、熱を帯びて熱くなるのを感じた。



『なに言ってんのよっ!ふざけんのもいいかげんに……』



『ふざけてねーけど』



え?本気?



『我慢にも限界があんだよ』



我慢?限界?WHY?



『ちょっ……』



あたしの上に跨った湊は、あたしの服のボタンに手をかける。



ぬ、脱がす気っ!?



あたしに顔を近づける湊は、キスする寸前で止めた。



『おまえの初めては俺がもらう』



囁いた湊の声に、あたしは身動きできなくなる。



ちょっと待って。



初めてもなにも……



あたし、ファーストキスもまだ……