恋する僕らのひみつ。





――キーンコーン、カーンコーン。



下校時刻のチャイムが鳴り、教室や廊下は一気に騒がしくなる。



「湊、部活がんばってね」



「おー」



湊はいつも通り、部活へと向かった。



今日の放課後は、奈乃、琥都、快、あたしの4人でボーリングをしに行くことになっている。



「結雨、行こーぜっ」



そう言ってカバンを持った快と、手をつないでいる琥都と奈乃が、あたしの席へとやってきた。



「あたし、ちょっとだけ用があるから、下で待っててくれない?」



「用って?」



奈乃は首を傾げた。



「実はさ、これ……」



あたしは手に持っていた白い手紙を、奈乃に渡した。