恋する僕らのひみつ。




コンビニで買い物をして店内を出た瞬間、ペットボトルのジュースを一口飲んだ湊は、あたしの顔を見てつぶやく。



「おい、おっさん」



「おっさんて呼ばないでよっ。いいじゃん別に。おつまみ買ったって」



「そのつまみチョイスがマジでおっさん」



「うるさいなー。可愛らしい女の子に向かっておっさんて言うのやめてもらえます?」



「は?可愛い女?どこ?見えねぇ、全然見えねぇ」



ニコッと笑ったあたしは、湊の脇腹を思いっ切りパンチした。



「イッ……」



完全に気のせいだったわ。



このあたしが、湊なんかにドキドキするわけないじゃん。



そんなの絶対にない。



絶対に……ないよね……?