恋する僕らのひみつ。




ふたり一緒に家を出て、通学路を並んで歩いていく。



晴れ渡った青空、太陽が眩しい。



気温も日に日に高くなり、少し動くと汗ばむようになって、だんだんと夏に向かっているのを感じさせた。



「ノド渇いた。コンビニ寄ってこーぜ」



さっきのは、なんだったんだろう。



気のせいだよね……?



湊にドキドキするなんて、そんなわけないじゃん。



そうだよ。なんであたしが?



「なにさっきから俺の顔見てんだよ?」



「……ムカつく顔してるなーと思って。あ、コンビニ見えてきたっ」



「ムカつく顔だと?」



「ふふっ。べーっ」



あたしは舌を出して、イタズラっぽく笑う。