恋する僕らのひみつ。




「ちょ、ちょっと……湊ってば!」



「なんだよ?」



俺は結雨の手を掴んだまま、廊下を足早に歩いていく。



「どこに連れてくつもり?あたしも一緒に消さないと……」



「あいつらが消してくれる」



「で、でも……」



結雨は俺に引っ張られながら、不安げな瞳で俺を見る。



「ねぇ、どこに行くの?」



「いいから……おまえは黙ってついてこい」



あんなもん……これ以上

結雨に見て欲しくない。



“死ね”“消えろ”



あんな言葉……。



全部消し終わるまで、おまえを教室には行かせねぇから。



くっそ。

ふざけんな。



一体、誰の仕業だよ!