恋する僕らのひみつ。




「朝霧さぁ、自信ないんだろ?」



「あ?」



「結雨が俺のところに戻りそうで怖い?」



その余裕たっぷりな表情が、ホントにムカつくんだよ。



「まぁ……結雨は、俺のこと別に嫌いになったわけじゃないみたいだし」



コイツ……結雨の態度みて、自分にまだ気持ちがあるって確信したのか?



ブレスレットなんかもらうからだろーが、あのアホ。



「遊びだったくせに、俺に結雨を奪われて惜しくなったのかよ?」



「アハハッ」



いや、笑うとこじゃねぇーから。



何がおかしいんだよ?腹立つマジで。



「結雨のこと傷つけやがって……大切にしなかったくせに」



「大切にしてたよ?俺なりに」



コイツ……っ!



「ふざけんな。いらねぇんだろ?だから俺がもらったんだよ」



床に座ったまま二階堂の胸ぐらを掴んだ。



睨みつける俺を、あざ笑うかのような二階堂の憎たらしい目。



そのとき、頭の上から女の声が聞こえた。