「よし、休憩ーっ」 顧問の大きな声が聞こえて、 俺は体育館の隅に行き、床に腰を下ろした。 あーノド渇いた。 あぐらをかいて、荒くなった息を吐き出しながら俯いていると、 パサッと頭の上にタオルが降ってきた。 顔を上げると、そこに立っていたのは二階堂だった。 「なんすか?」 「そんな睨むなよ」 そう言って微笑んだ二階堂は、俺の隣に座った。