恋する僕らのひみつ。



「自然ねぇ……」



湊はボソッと呟いて空を見上げた。



少しの沈黙のあと、



湊は急に立ち止まって、あたしの顔を見る。



「まぁ、毎日20分のマッサージだけは忘れんなよ?」



「ねぇ、時間増えてるけど。10分の約束だけど」



「チッ……」



「あ、いま舌打ちしたでしょ?それ、やめなさいって昔っから言ってるでしょ?」



「うるせーなぁ」



「なっ、うるさいって?」



湊の頭を叩こうとしたあたしの手を、湊は咄嗟に掴む。



湊と視線がぶつかり、一瞬……沈黙が流れた。



え……?



あたしの手を掴んだまま、



その手をゆっくりと下に下ろした湊は、あたしの手をぎゅっと握りしめた。