恋する僕らのひみつ。



「……ったく。冷静になれよ」



「湊……あたしね、だいぶ重たい女だったみたい」



「はぁ?なんだよ、そのカミングアウトは」



自分がこんなに重たい女だったなんて、いままで知らなかった。



だけど、このままじゃイヤ。



傷つけられて悔しい思いをしたまま、終わるなんて絶対やだ。



「おまえさぁ、何考えてんだよ?」



湊は、あたしの顔を見つめる。



「復讐つったって、アイツと別れてすぐに俺と付き合ったら、ただの軽い女に思われるだけだろーが」



「ん……わかってる」



「……ホントにわかってんのかよ」



あたしは湊の左手を取り、両手でぎゅっと握りしめる。



「だからね、設定を考えたの」



「あ?設定?」