恋する僕らのひみつ。



「……は?」



「付き合って」



「はぁ?」



「だから、付き合ってって」



「……おまえ、とうとう頭イカれたか」



「付き合ってください」



あたしは湊に深々と頭を下げる。



「病院いくか?夜中だけど」



あたしは顔を上げて、湊の瞳をまっすぐ見つめる。



「復讐したいの……二階堂先輩に。絶対に復讐したい……」



「こわいこわいこわいこわい怖い……」



「そんなに引かないでよ」



「引くだろ」



ボソッとつぶやいた湊の言葉に、あたしは大きくため息をついて肩を落とす。



「だって……このまま終わりにするなんて悔しいんだもん」



あたしは口を尖らせてうつむいた。



「悔しいって……そういう問題かよ?」



「先輩を後悔させて、見返してやりたいの。復讐したいのっ」



あたしの言葉を聞いて、湊は呆れた様子で言った。



「復讐なんて、なんの意味があんだよ。アホ」