家の中は真っ暗で、時刻は、夜中の2時過ぎ。 湊の部屋のドアをそっと開けた。 ――カチャ……。 暗い部屋の中、あたしは床に敷かれた布団の上に、片ヒジをついて横になる。 あたしの目の前には、布団に包まってスヤスヤと眠る湊がいる。 暗い部屋の中でも、月明かりで湊の寝顔を見ることができた。 ……こうしておとなしく寝てれば、可愛いのに。 あたしは、湊の寝顔をジッと見つめた。