恋する僕らのひみつ。




どれくらい時間が経ったんだろう……。



いつのまにか、泣き疲れて眠ってしまっていたみたい。



窓の外は、すっかり暗くなっていた。



体に力が入らなくて、ベッドから起き上がる気にもなれない。



――ガチャ……。



「おい」



部屋のドアが開いたと同時に、湊の声が聞こえた。



「夕飯、食わねぇの?」



「……ん……食欲ない」



そう口では言ったものの、昼休みにあんなことがあって、



お昼ご飯を食べられなかったから、本当はお腹が空いている。



だけど、こんな気持ちのときにご飯を食べても、きっとおいしくない。



てか食べる気分じゃない。