嘘と本音と建前と。

その勢いに司は思わず仰け反る。


「写真?いいよー。」


空知が司の意見も聞かず軽く返事をした。


早速撮るポーズをきめている。


司はそっと横に退こうとするとすかさず藤井が空知に声をかけた。


「藤堂くんが画面はいらないなー。空知くん、もう少し寄ってくれない?」


なんということだ。


司は額に手を当て首を左右に振った。


「藤堂くん、動かないで。」


「え。」


いきなり川西に言われ川西の方を見ると睨まれた。


「左手をおでこを当てて、左。それで静止。」


司は川西がこんなに怖いやつだったとは知りもしなかった。


川西の勢いに押され、司はそれに従う。