そしてその手を左右に振った。
「ちょ、やめろよ!」
ぐしゃぐしゃになった髪を空知が抑えて口を尖らせた。
「くせ毛だから毎日霧吹きで頑張ってんだぞ。」
それでもはねる頑固な横ハネをヘアピンでとめているようだ。
妹に言われたからしているのは空知のことだし嘘ではないだろうが
横ハネが大きな要因なのだろう。
司は上がりきっている口角を咳払いで誤魔化した。
「なぁ、藤堂。知ってるか?」
米倉がいたずらをする前の子供の顔をしている。
こういう時は限って空知の恋愛話をネタにする。
「廉の好きな子いるじゃん。一緒に勉強するまでの仲になったらしいぞ。」
空知がギョッとした顔になった。
これはタイミングがなくて司がいたことを言えていない状況らしい。
司は頬杖をついて口元を隠した。
「ちょ、やめろよ!」
ぐしゃぐしゃになった髪を空知が抑えて口を尖らせた。
「くせ毛だから毎日霧吹きで頑張ってんだぞ。」
それでもはねる頑固な横ハネをヘアピンでとめているようだ。
妹に言われたからしているのは空知のことだし嘘ではないだろうが
横ハネが大きな要因なのだろう。
司は上がりきっている口角を咳払いで誤魔化した。
「なぁ、藤堂。知ってるか?」
米倉がいたずらをする前の子供の顔をしている。
こういう時は限って空知の恋愛話をネタにする。
「廉の好きな子いるじゃん。一緒に勉強するまでの仲になったらしいぞ。」
空知がギョッとした顔になった。
これはタイミングがなくて司がいたことを言えていない状況らしい。
司は頬杖をついて口元を隠した。

