Returns *リターンズ*


幼なじみがみんな揃って特進科に進むなんて、

すごい事だ…。



坂元君も少しこちらをむいて、

ペコっと頭を下げる。



これがきっかけで、少しでも早く2人の仲が

進展してくれるといいな。



まりちゃんの隣りに戻ると、

『余計なことしやがって』

と言わんばかりの目線を送られた。



こわいっつーの。



「そういえば隣のクラスの飯田、彼女にヤキモチ
焼かせようとして、わざと他の女とイチャイチャ
したらしいって。」



隣りの席の男子たちの話し声が聞こえた。



それに反応する私たち。



「ヤキモチ焼かせる為なんて意味分かんない。
他の女の子とイチャイチャ…なんて彼女にして
みたら、もう嫌われたと同じじゃん。好きなら
好きって態度見せなきゃ。」

「確かに」



まりちゃんが、ふんふん頷く。