キミに捧ぐ愛



正直、かなりビックリした。


だって、亜子ちゃんはクラブに行くようなタイプには見えないから。



ホントに何があったの?



唇を噛んで必死に何かを堪えようとしている亜子ちゃんに疑問は募るばかり。



「ちょっと……確かめたいことがあってね」



「確かめたいこと……?」



「そう。それだけ確かめたらすぐに出るから。お願い、少しだけ付き合って?」



いつもは強引にあたしを連れ回して「ごめんね」って悪びれもなく謝って来るのに、今の亜子ちゃんは目を潤ませて今にも泣き出してしまいそう。


あんまり乗り気じゃなかったけど、ここまで言われたら断れるわけもなく。


何より、亜子ちゃんが何を確かめたいのかが気になったから「うん」と頷いた。