キミに捧ぐ愛



「あ、結愛ちゃん?亜子、今ヒマなんだけどー。良かったら会わない?」



亜子ちゃんとはゲーセンで知り合った日に連絡先を交換していたけど、連絡が来たのは今日が初めて。


突然お誘いを受けて、ビックリしたっていうのが本音だった。


だけど特に断る理由もなかったから、軽い気持ちでオッケーした。


何よりも今は、ひとりでいたくない。


暇つぶしができる相手なら、誰でもよかった。



待ち合わせ場所は、みんなで遊んだあのゲーセン。


海里との思い出が詰まったあのゲーセン。



軽くメイクをして髪を巻き、夏休み初の外出だから気合いも入って久しぶりにオシャレもしてみた。



気分が沈んでいる分、オシャレでもして飾らないと笑えないような気がしたから。