キミに捧ぐ愛



なんで返事をしてくれないの?


歩美と会ってるから?


海里こそ……部屋に連れ込んでるんじゃないの?


聞きたいけど、聞けない。


そんなことを聞いたら終わってしまいそうな気がして怖かった。



LINEの画面を見つめていると、喉の奥がカーッと熱くなって視界がボヤける。


こんなところで泣いちゃダメ。



「あれ?結愛っち、どこ行くのー?」



そっと部屋を出ようとしたけど、みっちに気付かれてしまった。



慌てて涙を拭って愛想笑いを浮かべる。



「喉渇いたから、飲み物買って来るね」


「付き合おっか?」


「ううん、大丈夫だよ」


「そう?気をつけてね」


「うん……ありがと」



なんとか交わして部屋を出た。


長い廊下を歩いて1階にある自販機に向かう。