キミに捧ぐ愛



海里の家は駅から徒歩5分くらいのところにある。


小学校から同じあたしたちは地元が同じで、家も徒歩10分の距離。


あたしの家は一軒家で、海里の家はマンションだ。


海里はひとりっ子で、共働きの両親は毎日夜遅くまで帰って来ない。


両親とは2〜3回しか会ったことがないけど、お父さんとお母さんは笑顔がよく似合うとても優しい人だった。



途中コンビニでお菓子やジュースを購入してから海里の部屋に向かった。


マンションのオートロックの前まで来ると、201号室のインターホンを鳴らして返事を待つ。



しばらくしてロックが解除されると、ドアを押して中に入った。



階段で2階に上がって廊下をまっすぐ進めば海里の部屋に着く。



階段を上がりきってから角を曲がったところで、向こうから来た人とぶつかりそうになった。