「俺、お前のことが好きだよ」
ズッキューンと胸を撃ち抜かれ、一気に全身が熱くなる。
ヒロトの甘い声が胸に深く突き刺さった。
もう前みたいな冷たさは感じない。
ヒロトの声は、誰よりも優しくあたしの心を掻き回す。
「あたしも……好き」
気付いた時には好きになってた。
もう、ヒロトしか見えないよ。
「でも俺、愛とかよくわかんないけど、いいの?」
「ふはっ、いいよ。だって……愛は好きが進化した時の感情だからね」
「はぁ?」
「だからー。好きが募れば募るほど、愛になって行くんじゃないの?ってこと」
「ぷっ、やっぱりユメの言うことはよくわかんないな」
「そんなことないでしょ。わかりやすいよ、あたしは」
「まぁ、バカだからな」
「なっ……!」



