大きな声が辺りに響いた。
え……?
まったく血が繋がってない……?
なに、それ。
どういうこと?
目を大きく見開く。
広大が何を言ってるのか理解出来なかった。
「どういう……こと?」
だって、広大は母親とパパの子でしょ?
あたしとは半分だけ血が繋がってるはず。
それなのに。
「夏休みに入ってすぐに、ホントの父親だって名乗る男が俺に会いに来た。そいつ、あの最低女と不倫してたって。俺はその時にできた子だって言いやがったんだよ」
「え……」
全身に衝撃が走った。
まったく想像していなかった内容に加え、信じられないことだらけで理解に苦しむ。
不倫……?
母親とパパの仲が悪かったようには見えない。
むしろ、母親の方がパパを好きなように見えた。
「うそ、でしょ?だって……」
「うそじゃねーよ。あの最低女に問い詰めたら、あっさり認めやがった。不倫は否定してたけど、俺は間違いなくあの男の子どもだって!」
「で、でも……そんなの」
だって、なんで?



