キミに捧ぐ愛



でも。


だからこそ、そんなヒロトがあたしに告白して来た人のことを気にしてくれたり、辰巳君のことを好きなのかって気にしてくれたことは嬉しかった。


他人に興味を示さないのに、あたしには興味を持ってくれてるってことだよね?


まぁ、辰巳君のことを聞かれた時は責められてる気がしてかなり怖かったけど。


ヒロトも自分の行動をよくわかってなかったし。


あれは……いったい何だったのかな?



体育が終わって教室に戻ると、久しぶりに亜子ちゃんからLINEが来ていた。



『今日会えない?授業が早く終わるから、結愛ちゃんの学校の前まで行くね』



空いてるとも何とも返事をしていないのに、勝手に決めてしまっているところは、やっぱり亜子ちゃんだなぁと思えて笑ってしまった。



『うん、会おう^_^待ってるね』



そう返して、スマホをブレザーのポケットに入れた。