生まれてきた意味


「わたしのね、両親は仲良かったのよ。わたしが小学生になったくらいかな、お父さんが女の人をつくってでていったわ。わたし、お父さんに似てたらしくてね、お母さんはその似ていたわたしを憎かったのかしら…毎晩毎晩、お酒を飲んでは暴言をはいたわ。あんたなんか生まなきゃよかった、あんたなんかいらない、必要ないわなんてね。ははっ。笑えるよね、本当の親に必要とされてないなんて。わたしはもう生きる意味をなくしたわ。ただただ同じ毎日を繰り返すだけ。楽しいことなんて一つもないわ」

そう、わたしは価値のない人間…