あんな事、言われたの初めてだった。
連れてこられたのは、屋上。
筑「あの、」
嵬「ん?」
筑「ありがとう、あんな事言ってくれたの鬼無君が初めて」
嵬「別に、当たり前の事を言ったまでだよ
それと、嵬でいいって!」
嵬は、やさしいなぁ。
嵬「なぁ、」
筑「ん?」
嵬「お前、あいつらの事恨んでるか?」
筑「当たり前」
嵬「消えてほしいか?」
筑「うん」
できるわけないけどね。
嵬「だったら、お前に力をやる」
筑「へ?」
急に視界が真っ暗になり、何も見えない。
筑「何これ!?」
嵬「怖がらなくていいよ」
どこからか、嵬の声がする。
筑「嵬!?どこ!?」
不安になり、嵬を呼ぶ。
嵬「ここは、俺の中。大丈夫だから」
すると、激しい頭痛がした。
筑「っ…いた、い」
嵬「ごめん、すぐ終わるから」
だいぶ楽になってきた、目を開けると
真っ暗闇から、屋上に戻っていた。
嵬「痛かった?」
筑「痛かった」
でも、なんか不思議な力がみなぎっている感覚だ。
筑「何したの?」
嵬「消そうと思えば、消せる能力」
は?
嵬「何それって顔してるね。まぁ、試す方が早いかな」
そう言って、嵬はスズメをみつけ
嵬「このスズメを、どうやって殺すか考えて」
筑「殺すの?」
嵬「嫌ならいいよ」
…やってみるか。
筑「じゃあ…」
窒息死
すると、スズメが…
…ジジジジジっジッ。ポトッ。
鳴きながら、…死んだ。
筑「う、嘘、でしょ?」
本当に、死んだの?
嵬「こういう事」
筑「そんな、私が?」
信じられない、こんな事が…
嵬「俺は、妖怪なんだ。」
嵬が突然言った
筑「よう、かい?」
嵬「そう」
妖怪なんて、この世にいるんだ。
嵬「…怖いだろ?気持ち悪いだろ?」
筑「全然、むしろ、好きだよ」
嵬「っ…筑紫が、初めてだよ、そんな事言ってくれたのは」
嵬は、半泣きだった。
筑「この力があれば、あいつらを…」
嵬「消すの?」
筑「私を傷つけたらね、でも、使わないかもしれないけど」
その時はその時だ。
嵬「まぁ、俺がいるから大丈夫だろ」
嵬がいてくれたら、安心だ。
筑「ありがとう、嵬」
連れてこられたのは、屋上。
筑「あの、」
嵬「ん?」
筑「ありがとう、あんな事言ってくれたの鬼無君が初めて」
嵬「別に、当たり前の事を言ったまでだよ
それと、嵬でいいって!」
嵬は、やさしいなぁ。
嵬「なぁ、」
筑「ん?」
嵬「お前、あいつらの事恨んでるか?」
筑「当たり前」
嵬「消えてほしいか?」
筑「うん」
できるわけないけどね。
嵬「だったら、お前に力をやる」
筑「へ?」
急に視界が真っ暗になり、何も見えない。
筑「何これ!?」
嵬「怖がらなくていいよ」
どこからか、嵬の声がする。
筑「嵬!?どこ!?」
不安になり、嵬を呼ぶ。
嵬「ここは、俺の中。大丈夫だから」
すると、激しい頭痛がした。
筑「っ…いた、い」
嵬「ごめん、すぐ終わるから」
だいぶ楽になってきた、目を開けると
真っ暗闇から、屋上に戻っていた。
嵬「痛かった?」
筑「痛かった」
でも、なんか不思議な力がみなぎっている感覚だ。
筑「何したの?」
嵬「消そうと思えば、消せる能力」
は?
嵬「何それって顔してるね。まぁ、試す方が早いかな」
そう言って、嵬はスズメをみつけ
嵬「このスズメを、どうやって殺すか考えて」
筑「殺すの?」
嵬「嫌ならいいよ」
…やってみるか。
筑「じゃあ…」
窒息死
すると、スズメが…
…ジジジジジっジッ。ポトッ。
鳴きながら、…死んだ。
筑「う、嘘、でしょ?」
本当に、死んだの?
嵬「こういう事」
筑「そんな、私が?」
信じられない、こんな事が…
嵬「俺は、妖怪なんだ。」
嵬が突然言った
筑「よう、かい?」
嵬「そう」
妖怪なんて、この世にいるんだ。
嵬「…怖いだろ?気持ち悪いだろ?」
筑「全然、むしろ、好きだよ」
嵬「っ…筑紫が、初めてだよ、そんな事言ってくれたのは」
嵬は、半泣きだった。
筑「この力があれば、あいつらを…」
嵬「消すの?」
筑「私を傷つけたらね、でも、使わないかもしれないけど」
その時はその時だ。
嵬「まぁ、俺がいるから大丈夫だろ」
嵬がいてくれたら、安心だ。
筑「ありがとう、嵬」


